2017.08.18

JR西荻窪駅から徒歩5分。「利便性」と「周辺環境への配慮」を両立した「ぴっころきっず西荻窪北口園」(杉並区 私立 認可園)

この記事のサマリ

1
西荻窪駅から徒歩5分という商業・住宅地にありながら、極めて高い「静粛性」を保つ
2
室内環境や感染症対策に配慮し、高度な「空調設備」を備える
3
外部からの視線を完全にシャットアウト。「プライバシー」と「防犯性」を高めている

「東京23区の保育園情報」を調査する、パパスマイルの「見たい知りたい 新設保育園レポート」。本シリーズは本や雑誌、インターネットだけでは入手しにくい、現場への取材で得た「正確で具体的な情報」をお伝えする。

第4回は2017年4月に開園した「ぴっころきっず西荻窪北口園」。開園してまだ2週間という大変お忙しいなか、園長の坂野様にお話を伺った。

「ぴっころきっず西荻窪北口園」の外観。一見したところ、保育園とはわからない

周辺環境

近隣は個人商店やマンションが並ぶエリア。自動車は一方通行のため少ないが、歩行者・自転車の通行はやや多いように思われた。

取材に伺ったのは平日14時。歩行者、自転車が多い(写真はGoogle earthより)

アクセス

入園者のほとんどが自転車で通園する。保育園の入口付近に駐輪スペースがあり、安全に子どもを乗り降りさせることができる。

保育園入口に自転車を乗り降りできるスペースがある

セキュリティー・耐震性など

入口はオートロック・電子錠となっており、園内外に複数の防犯カメラがある。また警備は全面的にセコムが行っており、緊急時の駆けつけ体制も万全とのこと。園庭がないことから、外部からの侵入経路もほとんどない。施設の窓ガラスはすべて曇りガラスとなっており、園児のセキュリティやプライバシーが保たれている。

セコムへの通報装置類。職員が携帯し、ボタンひとつで呼び出せる

なお園内は1階建て、かつ、入口および裏口から外部に出られるようになっており、地主の使用する出入口を使用する許可も取っているため、万一の際の避難は容易と思われた。

2階に住む地主用出入口。万一の際は、奥の教室側からの脱出経路となる

施設の特徴

園舎の2階は地主の自宅となっており、その要望もあって、同園は極めて防音性能が高く作られたという。その結果、近隣住人からの苦情は現時点まで1件もないとのこと。また閉鎖された室内の環境性能を向上させるため、ダイキン製の空調機器を導入。加湿・除湿・冷暖房を兼ね備え、施設全体が年間を通じて湿度50%以下に保たれることから、インフルエンザや風邪などの感染症の蔓延を防ぐことができるという。また酸性水を供給する浄水器が設置されており、食材の洗浄や遊具、床などの清掃に使用している。その除菌作用により、施設内の安全性が高められているとのこと。

ダイキン製の空調機器。感染症の蔓延も防げる
明るい雰囲気の教室
各教室のネームプレート
各教室への入口にはネームプレートの動物の足跡がつけられている
清潔な廊下。全館空調のため、寒い時期でも暖かい

食事内容

複数の園で働いた経験を持つ坂野園長によれば、同園の調理機器はかなり充実しているとのこと。献立は杉並区役所が作成したものを使用している。また料理は適温の暖かい状態で出すために事前の配膳は行わず、年齢に応じて昼食時間をずらして順番に食事をしている。

調理室は衛生のため、保育エリアと厳重に隔離されている
食材の産地情報を始めとした掲示板
充実した昼食

また、同園では食育にも力を入れており、4月には給食で使うピーマンの種取りを園児達が行った。5月にはソラマメの皮むきを行う予定とのこと。

保育のスケジュール・行事など

長時間を室内で過ごすことになる同園では、必ず毎日1時間程度の散歩を行っている。散歩のコースは保育園から1キロ以内の近隣の公園が主な目的地となっており、現在4コースほど。これにより外の様子や四季の変化を感じ取れるという。

<一日のスケジュール例>
7時30分:登園受付開始
10時00分:散歩、造形遊び、音楽・リズム、など
11時15分:昼食開始
12時30分:昼食終了、昼寝
15時00分:おやつ
17時00分:保護者によるお迎え
18時30分:保育時間終了(以降、延長保育料30分200円。夜食100円)
19時30分:延長保育時間終了

登園、降園はタイムカードで管理されている

運営方針・理念

運営母体の株式会社プライムツーワンは「運営方針」として、「お子様達の健やかな成長、心身の発育を保障する保育の創造」「働く父母の就労をサポートし、安心して働き続けられる保育園」「保護者・保育士・弊社、相互の信頼関係に基づく環境作り」を掲げている。また「保育目標」は「いっぱい遊んで、すくすく育て 〜心もからだもたくましく、育ちあう子ども〜」というもので、「食事・睡眠・遊び」「豊かな感受性」「仲間意識や思いやり」「主体性や創造性」「健康な身体」「自立や自主性」を重視している。

取材を終えて
坂野園長も語るように、西荻窪駅から徒歩五分という環境で「外の眺め」や「施設の広さ」などの条件までも十分に満たすのは難しい。だが同園はそれで妥協せず、設計・建設を行った企業と内装面などで深く議論を行ったという。その結果、外観からは予想もつかない暖かみのある空間が生み出されたと言えるだろう。
心をなごませる手作り掲示物

主要データ

種別
私立 認可保育園
場所
杉並区 西荻北2丁目
敷地面積
285.65m2(園庭なし)
建物面積
敷地面積とほぼ等しい
定員
60名(1歳児〜5歳児。空き部屋で1歳児の定期利用あり)
保育士数
9名(非常勤を含む)
運営母体
株式会社プライムツーワン

著者紹介

関 和幸

千葉県在住のフリーライター。不動産情報サイト「マイナビ賃貸」、横浜・湘南エリアの街情報サイト「はまれぽ.com」などでコラムを連載中。得意な取材分野は「不動産」「法律」「医療」「農業」など。インタビューによる自分史製作会社「わたしの物語」を主宰している。

わたしの物語
http://my-stories.jp/
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